子供の偏食に向き合った日々の記録

食事

うちの子はもうすぐ6歳になりますが、今だに偏食が続いています。好きなものと嫌いなものがはっきりしていて、自分の気持ちをちゃんと表現することができるという観点で見ればいいことかもしれません。ただ、毎日毎食のことなので、しっかりとバランスよく食べてもらいたいのが親心です。思えば、離乳食が始まった時から偏食が始まっていました。

まず、離乳食は、10倍粥から挑戦していきますが、穀物系は難なく食べてくれていました。ほうれん草やニンジンなどの野菜もペースト状のものは少しずつ食べてくれていました。ただ、ジュースや果物が苦手で、一口で吐き出してしまったり、その後食べてくれなくなったりと苦労しました。

細かくしたり、すりつぶしたり、いろいろ工夫してもダメでした。育児相談で、栄養士の方や助産師さんに食事の相談ができるので、相談にも何度も行ったのを覚えています。

栄養士さんには、好きなものだけを与えてはダメと言われたり、野菜をかわいい形にしたり、食器を変えたり、食事時間を30分と決めてそれ以上はもうご飯を下げてしまうとか、いろいろな方法を教えていただきました。全てのいただいたアドバイスを試しましたが効果はありませんでした。

栄養士さんの指導も人によって言っていることがバラバラで、結局どうしたらいいの〜と悩み深くなっていました。保健師さんが区が主催の離乳食作りの講座を紹介してくれて、参加して試してみましたが、それも効果なしです。

ネットでも色々な情報があって悩みましたが、離乳食はとにかく無理をせずに、食べられるものを中心にしていきました。一日単位ではなく、一週間単位で栄養の偏りを意識して、足りなさそうな栄養素の食材をわからないくらい細かくして、食べてくれるメニューに混ぜ込んだりしていました。たまに新しい食材の挑戦もしましたがあまりうまくいかなかったですね。とにかく少しでも食事してもらうことだけを目的にしました。

離乳食が終わり、幼児食、普通食とどんどん成長する間に、もっといろんなものを食べてくれるようになるかなと期待していましたが、実際のところあまり変わりませんでした(笑)多少は食べられるものは増えたかなと思えるくらいです。お話ができるようになったので、何が好きで、どういうところが嫌いかを聞けるようになったのは大きな助けになっています。おやつの方が食事より好きみたいで困ります!

ただ、お米はしっかり食べてくれるので、お米自体の栄養価が白米よりも高い金芽米にしています。せめて主食だけでも食べてもらえたらいいなと選んでいます。主食系はちゃんと食べてくれるので、野菜が問題です。わからないくらいに細かくして野菜をメニューに混ぜていくのは、まだ継続しています。

カレーや味噌汁、チャーハンなど混ぜやすいメニューを多用しています。毎回同じような食事になってしまうのも困りますが、しばらくはしょうがないかなと思っています。

一つわかったのは、味も気にいる、気に入らないの好みがありますが、食感にも好みがあるということです。うちは、カリカリとした食感が好きみたいで、春巻きの外側の皮だけを剥がして食べていました(笑)剥がして食べる人は初めて見たので驚きましたけど、食感が好きなものは食べてくれるんだと発見しました。食べない、偏食の子と母の戦いはまだまだ続いていきそうです。。

なるべく好き嫌いをせずに食べて欲しいのですが、難しいのかなーと感じています。あまり怒って食べさせて、食事時間が嫌なものになってしまうと余計に食べなくなってしまうので、優しく見守っていきたいなと思っています。

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