子供の質問攻めに対応する3つの方法

生活

お話が上手にできるようになってくると、「なんで?」「どうして?」となんでも質問してくる時期があります。簡単な質問で、一回で納得してくれたら、親とすれば、疑問ができたんだなーとか、成長したんだなと感じることができます。ただ、何度も何度も連発せれる時もあります。答えても、すぐにどうして?と聞かれてしまいます。「どうして?」「なんで?」が口癖になっている場合もあるんです。

口癖になってしまっていると、聞かれた方も大変です。答えを求めているわけではなく、会話として質問を繰り返されるので、たとえ答えを聞いたとしても、そこで質問が終わることはなく、さらにどんどん質問され続けてしまいます。もう、いい加減にしてよ!と言いたくなりますよね。

3歳頃からは、「どうして?」がふえてくる時期でもあります。私も、どうして?攻撃で苦労しました。特に、丁寧に答えを伝えても、「ふーん」で終わるので、あまり相手にしないようにしていると、今度は、「聞いてるの?ちゃんとお話聞いて!」と怒られて、また質問される無限ループ。。イライラが募ってしまい、最後はこちらが怒って終わるというような悪循環でした。

自分から質問をしてきたのに、聞く気がない様子だと、せっかく一生懸命、考えて答えを説明したのにと、答えても意味がないと感じたり、あまりに続くと憤りさえ感じてしまいます。子供の、「なぜ?」「どうして?」に対して、いろんなことに興味があって知りたいのだと思って、親は頑張って答えを模索します。

そうすると、子供側からすると、同じたった4文字の言葉を繰り返すだけで、親が一生懸命に考え、対応してくれる魔法の言葉になってしまうんです。簡単に親が関心を持ってくれるから、子供は「どうして?」を繰り返し使ってきます。そして答えは聞いてもいないということになります。

私も、色々と声かけを変えて、もっとコミュニケーションを取れるように改善しました。その中でも、効果があった声の掛け方を3つご紹介していきます。

まずは、「どうして?だけだと何が知りたいかわからないから詳しく話してくれる?」など、知りたいことを明確に子供自身にさせる方法です。反射的に「どうして?」と言っていた場合は、少し考えることになるので、本当に知りたいことだったのかどうか、こちらも見極めることができます。

次は、「あなたはどう思う?」と質問返しする方法です。考えて答えてくれたり、一緒に考えてみようかとなったり、わからないから一緒に調べてみようか?とコミュニケーションを取っていく流れにもっていきやすいです。

最後は、「今のお話でどこかわからないところがあったかな?どこまではわかったか教えて欲しいな」と、理解しているところを把握できるように質問をします。どこまでと言われると、考えてくれるので、また一緒に考える方向へもっていくことができます。

先ほどの悪循環のせいで、あまり会話をしたくないなーと、空返事になっていたので、さらなる追い打ちでの「どうして?」攻撃だったのかと思います。しっかり目を見てお話したり、コミュニケーションを取ることで、魔法の言葉に頼らなくても関心を持ってもらえると理解してくれて、連続どうして?攻撃はなくなりました。

常にコミュニケーションや愛情を伝えていけるようにしようと思ったのも、この魔法の言葉がきっかけだったかなと思います。うんざりしたり、憤りを感じる時もありますが、せっかくの興味がたくさん出てくるタイミングです。興味のチャンスを有意義に使いながら、成長を見守っていきたいですね。

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