子供の食事中の肘つき対策!すぐできる3つのポイント

食事

幼児期に入り、自分で箸やスプーンを使って食事ができるようになってくると親もとても楽になりますよね。一緒に楽しくご飯を食べられたらいいのですが、食べこぼしたり、肘をつけて食べたりと、マナーを教えながらの食事は、どうもこちらがイライラしてしまいます。

食事中の姿勢や肘付きを改善するには、3つほどポイントがあります。食事の際のテーブルと椅子の高さの関係が1つ目です。次に、手首の場所も関係してきます。最後に、姿勢を身体に覚えさせてあげるということです。一つ一つでも効果がありますが、全部を駆使していくことで、相乗効果が生まれて、癖が直りやすくなると思います。

私も子供の頃に厳しく食事の時に叱られていた記憶があります。わかっているけど、何回も指摘されると、素直に受け入れられなくなりますし、食事の時間が嫌な時間になってしまいますよね。そんな記憶があるのにも関わらず、私も子供に厳しく言い聞かせているなと、先日、気がつきました。

特に、食事中の肘つきがどうしても何度注意しても改善せず、どうしたらいいのか悩んでいました。結果的に、こちらもイライラしてしまって「肘っ!」とか、「どうしてできないの!」とか、肘を何も言わずにはたいてしてしまったり。。。食事時間が険悪になるので毎食毎食が憂鬱でした。

先輩ママに相談したところ、テーブルと椅子の高さはあっているかをまず聞かれました。テーブルが高く、椅子が低いと、肘つきや犬食いの癖を作りやすくなるそうです。座った時に手をテーブルの上に置いてみて、ちょうど自然に肘がかかる高さでは肘つきは直せません。

肘がついてしまう自然な高さなので、かえって肘をつけないようにする方が大変なんだそうです。テーブルと椅子の高さの関係は完全に盲点でした。大人用に作られているテーブルや椅子に合わせて食事する方が大変だったんだと、あんなに何度も叱りつけてしまったことを反省しました。

また、机のヘリに手首や手首のすぐ下を置くようにする方法を提案してあげることも勧められました。肘をつけて食事するのは、とてもだらしなく感じますが、机のヘリに手首を置くことはだらしなくは見えません。

さらに、常に腕を持ち上げているより、手首をヘリにつけている方がずっと楽になりますし、背筋も伸ばしやすくなるそうです。早速自分でもやってみましたが、確かに肘をつけないようにするよりも楽でした。子供にも伝えたところ、これは効果が抜群でした。子供も、どうしたらいいのかがわかるので、「肘をつけないっ」と叱られるよりも、自然と修正できるようになってきました。

また、時々は、座布団を敷いて低いテーブルで正座をして食べてみることもオススメされました。確かに、私も子供の頃は、低いテーブルに正座で座って、ご飯を食べていた記憶があります。テーブルの高さが膝の少し上になるので肘がつかなくなります。正座の姿勢は、かかとの上にお尻が乗る形になるので自然と背筋も伸びます。

この正座のタイミングでは、肘をつけて食べることができないのでたくさん褒めてあげるとさらにいいそうですよ。すると子供もこの状態だと肘がつきにくいと理解してくれて、普段からその姿勢ができるようになるそうです。

できるように環境を整えて、頑張っていることを認めてあげ、できたら褒めるということが大事ですね。完璧にできていなくても、意識して頑張っていることを褒めてあげることで、またさらに改善されていくようになります。肘付きだけではなく、他の直してあげたい癖などにも効果がある方法だと思います。

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