日差しが強い日や、肌寒くて身が縮こまるような日はお子さんに帽子を被せてあげたいですよね。すんなりと帽子を被ってくれる子もいますが、中には帽子を嫌がる子もいます。うちの子もすぐに帽子を脱いで、外でもポンと投げてしまうので、何個帽子を無くしたかわかりません。
また大泣きして嫌がる時も多々あって、帽子を被ってもらうのを断念したり、さらにはお出かけすらも躊躇した時もありました。赤ちゃんのうちは、気分によって帽子を嫌がることがあります。なんとなく頭に触れる違和感や、不快感から嫌がることが多いようです。
急いで出かけなくてはいけない時などには、本当に困りますよね。蒸れないような素材や帽子のサイズに気をつけると被ってくれることもあるようです。小さくて締め付けがきついと嫌がりやすくなってしまうので、赤ちゃんの頭にちょうどいいサイズを用意しておくことが大切です。
2歳頃になると、だんだんとイヤイヤ期に入っていきます。この時期は、工夫がさらに必要になります。なかなか帽子を被ってくれなくて、パパやママもついイライラしてしまうと思いますが、怒ってしまうのは逆効果になり、余計に帽子を嫌がってしまうことになってしまうかもしれません。
帽子を被ってもらうためのコツとしては、気分を乗せてあげたり、ルールを作ってルールについてお話ししていくことです。私が実践して効果があった方法をご紹介していきます。まずはたくさん褒めることです。帽子を被ってくれた時に「かっこいい」「かわいい」「素敵」とたくさん褒めてあげます。
女の子なら「お洋服にあっててすごくかわいいよ」なんて言葉でもいいかもしれません。ママやパパだけで効果がない時は、じいじやばあばの出番です。うちの子の場合は、家族総出で褒め称えたところ、まんざらじゃないお顔をして被ってくれることもありました(笑)
次に、ルールを作りました。帽子を被ったらお外へ出かける合図というような決まりです。帽子を被る前に、どこへいくかをお話しして、出かけたい!という気持ちを高めてあげると、さらに効果的です。
「お外に出るから帽子かぶろうね」と声をかけてあげて、被ってもらえなかったら、心苦しいですがお出かけすることをやめてしまいます。これを繰り返すと、お外に出るときは帽子が必要なんだと覚えてくれます。お出かけしないことは、怒ってではなく優しく伝えてあげてくださいね。
みんなでお揃い大作戦もいいと思います。ママやパパも一緒に帽子を被ってあげると、みんなで一緒だねと子供も喜んでくれますよ。ママやパパが帽子を被ったら、自分も被らなくちゃと思ってくれると、とても楽になるかなと思います。
どうしても、泣くほど嫌がる時は、一度諦めて気分が落ち着くのを待ってあげましょう。無理にしてしまうと、さらにイヤなイメージがついてしまい、あとからもっと大変になってしまいます。サイズは大丈夫か、肌に合わなくて不快だとか、何が原因なのかをも探ってみてください。
最後に一番効果があった方法は、本人に好きな帽子をお店で選ばせることでした。お洋服もそうですが、買い物に一緒に行って、自分で選ばせます。たまにびっくりするような値段やセンスのものを持ってくる時もありますが(笑)自分で選んだものは愛着がわくので、嫌がることなく被ってくれるようになりますよ。自分で選んだ帽子は特別感がすごくあるようなので、ずっと大切にしてくれていてこちらも嬉しく思っています。
子供が帽子を嫌がる時は、こちらも色々と工夫が必要です。楽しいお出かけになるように、帽子をかぶるための事前準備が必要ですね!