子供がウソをつくようになった

生活

言葉を覚えて、たくさん会話ができるようになってくると、親子のコミュニケーションがさらにできるようになり、楽しいですよね。お互いの気持ちや考えも言葉でやり取りできるようになるので、泣くしかできなかった赤ちゃんの頃に比べて、落ち着いて子育てに向き合うことができるようになって、少しゆとりが持てるようになるのではないでしょうか。

言葉を巧みに使えるようになってくると、今度は、知恵を使ってウソを使えるようになってきます。大体は、わかるような可愛いウソなのですが、ウソの中にも叱った方のいいウソ、叱らなくていいウソがあります。どんな背景でウソをつくことになったのかを親は見極めてあげた方がいいと思います。

ウソがいけないというわけではありません。人間の世界には、いいウソと悪いウソが存在しています。全てが正直で、全くウソのない世界の方が居づらいし、苦しい世の中になってしまうと思います。子供がウソをつけるようになったということは、どんどん成長している証だと考えてあげる方が、こちらも穏やかに見守ってあげることができます。

また、子供が言っていることをウソだと決めつけてしまうことは気をつけていきたいことの一つです。それが信じ難い時、大人は子供の言い分を聞かず、よく確かめもせずに、ウソだと決めつけることがあります。もしかしたら、本当のことを言っているのに、ウソだと決めつけられてしまったら、悲しいですし、傷ついてしまいます。

子供のウソの種類は、大きく分けて2つほどあると思います。まず1つ目は、子供自身の空想がウソになっているものです。2つ目は、叱られないためのウソです。どちらかというと前者のウソはそんなに心配はないと思います。

1つ目の、子供自身の空想がウソになっていることは、子供自身も意識してウソをつこうとしているわけではありません。空想と現実の区別がまだ十分についていないことがあります。自分の願望を、あたかも事実のように話すので、こちらは驚きます。先日、うちの子も同い年のお友達と遊んでいるときに、「昨日の夜に花火をしたんだ」なんてお話ししたので驚きました!

本当のことは、遊ぶ前日に行ったスーパーに花火が売られていたので、夏休みに入ったら花火しようねーと会話したというものです。きっと、早く花火がしたいなー、できたらいいなと思っていての、ウソだと思うので、否定もせず、補足もせずに、そのままにしておきました。こういったウソは、いちいち目くじらを立てて叱らずに、「そうなんだ」くらいで聞き流してあげていいと思います。

2つ目の、叱られないためのウソは、悪いことをしたのに「していない」というウソです。誰しにも、このウソをついた経験があるとは思いますが、心配なのは、このウソが頻繁に続いた場合です。みんな叱られたくないので、防衛本能として、このようなウソをつくことがありますが、バレてさらに叱られてしまうことは目に見えています。正直に、失敗を謝ることができたら、追加で怒られるということにはならないのに、どうしてウソをつくのでしょうか。

叱られすぎていることも背景にあると思います。悪いことわして、それを隠そうとウソをつく、それがバレて、こっぴどく叱られて、そのストレスで、また悪さをするという悪循環になっているのではないでしょうか。叱られすぎてストレスになっていて、そこから悪さをして、憂さを腫らしてしまっています。

まずは、親の対応も変えていく必要があります。悪さをしても、しばらくは叱らずに、やったことを素直に言える子にしていきましょう。なかなか本当のことはいってくれないとは思いますが、根気よく、とにかく本当のことをいって欲しいと伝えていくことで、だんだんと本当のことを伝えてくれます。自分の非を認められるようになることで、この悪循環からは抜けることができると思います。

「子供はよくウソをつくが、ウソをつかずにいれない気持ちはホントウだ」と言われますが、いけないことだと教えながらも、ウソの背景をしっかりと見つめていくことも必要だと思います。

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