少しづつ歯が生えてくると、気になるのは歯磨きについてですよね。乳歯は柔らかく、虫歯になりやすいそうです。なるべく嫌がらず、楽しく歯磨きしてくれるようになるのが一番ですが、なかなかうまくいきません。
その中でも、効果的だった歯磨きを楽しんでくれる方法があります。お口の中になにがいるかな?ゲームです!ゲームとして楽しく歯磨きをしていくと、頑なに口を閉じていた子も自分から大きく口を開けてくれるようになります。もっともっととやりたがってくれたら、スムーズに歯磨きをすすめることかできますので楽になります。
一回、歯磨きが嫌だと感じたら、赤ちゃんは全力で抵抗してきます。叱ったり、怖い思いをさせて無理に歯磨きをさせたりする方もいるそうです。その時は歯磨きができるかもしれませんが、歯磨きに嫌なイメージがつきまとってしまいます。
親が見ていなくても、しっかり歯が磨けるように習慣づけていけるのが一番のゴールかなと思いますが、先は長いゴールだと思っていた方がいいです。段階に合わせて、歯磨きの指導を変化させながら、歯の重要性をお話ししてあげています。
だんだんと自分で磨けるようになったとしても、仕上げ磨きとフロスはしたほうがいいと思います。うちの子もそうですが、現代人は顎が小さいため、乳歯同士の歯間が狭いみたいです。毎日は大変ですがなるべくフロスもしたほうがいいと言われ、驚きました。
それでは、ゲームの方法をお伝えしていきますね!まずはゲームを始める前には、事前準備が大切です。歯磨きのタイミング以外の時に、大きな口の開ける練習をします。一緒に遊んでいるときに、「あ、今、〇〇ちゃんのお口の中に●●がいたよ!」と言ってお口を覗き込みます。
●●の部分はお子さんの好きなキャラクターでも、ママでもパパでも、兄弟でも、祖父母でもお友達でも、動物でも誰でもいいです。子供が喜びそうな物でもいいですし、いつも一緒の人でも、毎回違う人を登場させても大丈夫です。
ママのお膝の上でゴロンとしてもらって、●●がお口の中で、手を振ってるよ!とか、隠れちゃった!とか、歩いてるよー!とか、見えているみたいに想像させてあげます。とにかく、お子さんが喜んでお口をいっぱい開けてくれる人や物を使って口を開ける練習を何回かします。
大きなお口ができるかなーと繰り返し遊びます。たまには、ママのお口にも誰かいるみたいだから、〇〇ちゃん見てくれない?と言って、このくらい大きく開けると見えるかなーと、お口の開け方の見本を見せてあげてもいいと思います。
楽しくお口を開けられるようになってからが、本番です!ご飯を食べ終わって、歯磨きの時間になったら、遊びの時間にやっていたことを、もう一度やります。今度は、〇〇ちゃんのお口の中にいる●●さんがかゆいって言ってるみたいだよーと言って、歯ブラシでカユカユさんを助けてあげるねと声をかけます。
歯の後ろに隠れちゃったとか、●●おいでおいでーなどの声かけをしながら、優しく素早くブラッシングしていきます。言葉が理解できてきたり、ママとの手遊びが楽しくできるようになってから効果があると思います。イヤイヤ期の真っ最中の時も、勝率は5割くらいでしたよ(笑)
個人差もあるので、全ての子に効果があるとは言えませんが、こんな方法も作戦の1つとして試して見てもらえたら嬉しく思います。ゲーム感覚で楽しく歯磨きに取り組むことができたら、いいかなと思います。まだ楽しくできる方法がありますので、また次回ご紹介していきたいと思います。